CL千葉1-3構築 ルガルガンGX+ペルシアン
こんにちは、まつです。CL千葉に参加してきたのでそのレポとデッキレシピです。
環境考察
まずTierについてですが
Tier1 ピカゼク ウルネク ジラサン
Tier2 ルガゾロ ガノン フェロマッシ
Tier3 海老沢 サナニンフ
環境トップはピカゼク、ウルネク、ジラサンで堅いと考えていました。まずピカゼクについてですが、デデンネGXと電磁レーダーによりますますデッキが強化され、事故率がとても低い最強デッキが完成しました。まずピカゼクに勝ち目のないデッキは握れないほどです。
次にウルネクですが、ミステリートレジャーやトキワの森といったカラマネロと相性の良いトレーナーズの存在が大きく安定した試合運びを期待できます、これはピカゼクと同じ強みでもあります。
ジラサンについてはジラーチとサンダーをぐるぐる回すことで多くの進化デッキのたねを潰せます。進化デッキ以外でもコケコGXやUBパーツ、サンダースGXなど環境に合わせて様々なカードでメタを張れるのも良い所です。
次Tier2ですが、ガノンはデンヂムシの登場によりクワガノンGXのギガトロンGXを容易に打てるようになり、ピカゼクに対してもしっかり勝率を稼げる面でかなり強いと思ってました。フェロマッシについてはブル探やルザミーネ♢と合わせたたね4枚構築がそこそこ強く環境に入って来ると予想、ルガゾロは現環境数少ないベトンを積める構築でそれぞれTier1に対抗できるパワーを持っていると思います。
Tier3のデッキですが、サナニンフと海老沢はそれぞれピカゼクへの解答を持っており有利といえるデッキです、数は少ないが一定数いると考えました。
またTier1に有利が取れない
試合時間が長く大会に向かない
・メルカリGX&LO
は切っても良いという結論に至りました。
デッキレシピ
デッキコード(gQgLL6-qQTMpv-LLnngQ)
~ポケモン×18~
・ルガルガンGX 3
一応メインアタッカー。ブラッディアイでベンチのポケモンを呼び出しながらツメで切り裂いたりコケおどしたりするのがデッキコンセプトで、試合の中で最低でも2回、出来れば3回使いたいので3枚の採用。ワザの打点は少々物足りないが、カウンターゲイン+デスローグで大抵のポケモンを1エネで持っていけるためサイドレースの計算がし易く、相手の動きも制限できる。
・ルガルガン 1
入れるか迷った枠ではあるが、デデンネGXやジラーチ・カプコケコなど、HP80以下のたねポケモンやHP160以下の雷ポケモンを1エネで持っていけるのが魅力。このデッキは1エネで殴れるポケモンが少なく、また環境外のカードのため相手の計算を狂わせることができると思い1枚採用。
・イワンコ 4
HPは70で確定。サトシイワンコとの選択になるがイワンコで殴ってる時点でかなり試合展開的に良くないためそれなら打点が出たほうが良いと思いこちらを採用。
・ペルシアン 1
サブアタッカー。ブラッディアイで後のカラマネロやジラーチを呼び出して0エネで落とすことが出来る。ルガルガンは殴るのに2エネ要求するためエネ加速と相性が良く、ペルシアンは手貼り権をルガルガンに消費できるため実質エネ加速といえる。ムキダンを貼るとギラティナのシャドーインパクトを20耐えます、アサルトサンダーにエレパ2枚要求になるのも良き。しかしペルシアンは基本的に放置され得で、相手によって刺さる刺さらないの差が激しいため1枚のみの採用。ぶっ刺さるときはタンカで使い回します。
・ニャース 2
後攻1ターン目でマーイーカ、ジラーチ、ギラティナなどを0エネで落とせる。このデッキの後攻から捲る手段の一つなのでサイド落ちして欲しくない&最初のニャースが倒れた後にペルシアンを立てるために2枚採用。
・アロキュウGX 1
主に特性要員、下のロコンがせせらぎ対応&アロキュウがユニットエネ共有できるため相性は良い。打点不足なアタッカーのために30ばら撒けるのがそこそこ優秀、UB対面ではGXワザを使います。
・アロコン 1
みちしるべは強い。大事故が起きた場合はワザ打ちます。
・メタモン♢ 1
進化ラインばっかりで入れない理由が無いです。
・ディアンシー♢ 1
闘デッキの強みで、ベトン入り構築でもないため採用。ルガルガンGXが常時130出せるようになるので入れない理由が無い。
・マッシブーン 1
サイドが4枚になりにくいデッキではあるがそれでも1エネ120は貴重であり、ニャース→小ルガン→小マッシの流れが綺麗。またジラサンのようにベンチのイワンコを狩り続けるデッキに対して強く出られるため1枚採用。
・カプテテフGX 1
デッキを回すために採用。2枚採用するか迷ったがデッキの都合上デデンネGXが欲しかったのと、サイド落ちしても最悪デデンネGXでデッキを回せるので1枚のみの採用。技も時々使います。
・デデンネGX 1
エネルギーに触れないのがこのデッキ最大の負け筋で、1枚でもエネに触る手段を増やしたかったためテテフの枠をこちらにスライド。極力出さないです。
~サポート×12~
・リーリエ 4
初ターンに絶対打ちたいので4枚採用。
・シロナ 4
サポが少ないため4枚採用。エリカのおもてなしに割いても良いが、初ターンに絶対腐るのとイワンコが見えた瞬間ベンチを絞って来る人も多いため安定して6枚引けるこちらを採用。
・ククイ博士 1
使う盤面を挙げ始めたらきりがないですが、ペルシアンで110が出せたり、1エネついたジラーチを落とせたり、ルガンGXでこだはちディアンシー込180出たり、アロキュウGXが90出たりするので1枚あるだけで戦略の幅が大きく変わると感じ採用。
・ジャッジマン 1
特にジラサン相手にハンドに溜め込んだエレキパワーを流させるため採用。またそれ以外のデッキに対しても、デッキコンセプトが置物を狩っていくもののためジャッジを打ち込まれてからの事故率が高くなりがちである。
・グズマ 2
ブラッディアイはあるが毎ターン打てるわけではないのと、テテフから直接触れられるグズマも欲しかったため採用。サイドに落ちるとプランが大きく崩れるので2枚採用。
~グッズ×19~
・ハイパーボール 4
脳死で4投。
・ネストボール 3
4枚積みたいところではあるが、せせらぎの丘が入っているのと、進化ポケモンに触れるためにポケモン通信に枠を割いたため3枚。
・ポケモン通信 2
ネストボールでは持って来れないポケモンも多いため2枚採用。5枚目、6枚目のハイパーボールの感覚。
・レスキュータンカ 1
トラッシュに沈んだポケモンを回収するために採用。イワンコを横流しする用途もそこそこ多いが、1投のポケモンがとても多いためかなり慎重に使用する。2枚入れていた時期もあったがそれよりも序盤の展開を大切にしたかったため1枚のみの採用。
・フィールドブロアー 1
そこらへんの道具を剥がしたり、チャームやスタジアムを剥がしたりと万能な1枚。ピカゼクに弱点保険を貼られると突破手段が無いためそこへの解答としても1枚欲しかった、最後まで採用するか迷った枠だがブロアーを抜いたとしてもリセットホールマーシャドーかせせらぎなどスタジアムを割れるカードに割くことになりそうだったためこちらを採用。
・ポケモンいれかえ 2
1ターン目にニャースを前に出すために使用する。ディアンシー♢とマッシブーンが逃げ2のため、1ターン目にエスケープボードだけでは逃げられない可能性も加味しての採用。他にも0エネルガルガンが縛られたりした時に使用したりするためそこまで腐りにくいカード。
・エネくじ 1
元々はエネの枠だったがアロキュウからエネに触る手段が欲しかったため1枚採用。
・ぼうけんのかばん 1
このデッキは道具が4種類入っており、鞄を積むことで実質全てのカードが2枚採用されている事になるため採用。1ターン目はエスケープボードに触れ、他のターンはアロキュウで触れる事も多い。
・こだわりハチマキ 1
ルガルガンの打点を上げるために採用したが、特にTier1のデッキに対して強く出られるカードでは無く、ピカゼクに対してもディアンシーを出せば打点が足りているため1枚のみの採用。
・ムキムキダンベル 1
相手のエレキパワーの要求枚数を高めたり、打点計算が狂ったりするためかなり重宝するカード。ペルシアンがギラティナの攻撃を耐えます。2枚採用したかったが最近ジラサンやウルネクにブロアーが採用されていない事を踏まえ、1回ムキダンで耐えたら十分サイドレースに勝てるため1枚のみの採用。
・カウンターゲイン 1
デスローグとサプリメンションを1エネで打つため採用。しかしこのデッキは基本的にサイドリードし、2枚採用はかなり腐りやすかったため1枚になった。
・エスケープボード 1
1ターン目にイワンコやらを逃がしてニャースを前に出すために採用。それ以外はテテフかデデンネに付けときます。
~スタジアム×1~
・せせらぎの丘 1
ニャースとメタモン以外のたねポケモンに触れられるので相性が良い、ネストの4枚目に割きたいが相手のスタジアムを割る要素が無いと終わるので1枚採用。
~エネルギー×10~
・基本闘エネルギー 3
闘エネルギーをユニットと合わせて7枚入れたかったため3枚の採用。初めは2枚だったが、有利対面にエネが引けずに負けることを嫌って3枚に。
・ダブル無色エネルギー 3
ルガルガンに付けるのが主な使い方、あとはディアンシーが縛られた時の入れ替えグズマ以外の解答になり得る。4枚積みたかったが闘エネで殴るアタッカーが多いことを踏まえて闘エネを減らしたくなかったのと、エネくじと合わせて実質3.5枚あると考え3枚に。
・ユニットエネルギー闘悪妖 4
アロキュウで殴る事もあるのと、最近改造ハンマーの採用が少ないこと、LOに当たったらどのみち勝てないことも踏まえて4枚採用。
~採用を見送ったカード~
・ルガルガンGX(たそがれのすがた)
エネトラッシュしてペルシアンの打点を上げられるのと素点で120出るのがかなり強いが、エネ2枚要求とGXという基本的なスペックは夜ルガンと変わらず、それなら夜ルガン3枚と非GXルガン1枚で良いと思ったため不採用に。
・マニューラ(戒め)
1エネで200近く出すポケモンに乏しいためかなり採用を迷ったが、ルガルガンの性質上相手はベンチにポケモンを並べにくいのと、デッキコンセプトがベンチの置物を狩っていくものなためそこまで打点が伸びず、ルガルガンデッキの弱みの根本的な解決にはならないと考え不採用に。
サナニンフに対してかなり強くなるが、打点を出すために道具をかなり多めに積まないといけないのとサナニンフを見るにはヒトツキまで採用しないといけないという結論に至ったため、デッキコンセプトをぶらさないために不採用に。某有名プレイヤーのように3-3ラインくらいまでニダンギルに寄せるのであれば相性良いです。
・アブソル
相手の動きを制限できるのとそこそこの打点が保証されているのが強いが、肝心のウルネクジラサン対面ではジラーチやカラマネロを狩りつくすため、思ったよりも仕事が出来ないと感じ他のポケモンの枠に割いた。
・マーシャドー(リセットホール)
スタジアムを割る手段に乏しいため採用したかったが、環境にマッシブーンやアーゴヨンが少なく、ブロアーに1枚割いたため不採用に。
バルキーウィニーを見て採用したかったが、バルキーウィニーに対してはムキダンルガルガンで突っ張っての勝ち筋が見えたのと、フェロマッシに対してはゴーリキーを立てることが直接勝敗に関わらないと感じ不採用に。対ピカゼクに関しても同じ。ばらまきデッキに対してはムキダンルガルガンで突っ張ることで解答を見出します。
・エリカのおもてなし
縦引きが優秀で1枚くらい採用したいがルガルガンGXのデスローグ警戒でベンチにポケモンが並ばない可能性があるのと、1ターン目からニャースで殴るため序盤から腐るドロサポを積みたくなかったため不採用。
・アセロラ
ルガルガンをアセロラで回収してブラッディアイの動きはとても強いが、今現在はワンパン環境なのと、アセロラで回収したい非GX対面ではバリヤードが相手に入っていて有効的に使えないと考え不採用に。
・ロケット団のいやがらせ
ジャッジマンの枠との選択で、このデッキはジャッジマンで自分が事故る事も多いため採用の余地はあるが、自分が持っていなかったため最初から候補から外れていた。
・あなぬけのヒモ
元々はヒモと入れ替え1枚ずつの採用だったが、ベンチのポケモンはルガルガンで呼び出せるため入れ替えに統一した。
各デッキとの相性
ピカゼク 7-3
ピカゼクに対して弱点を突けるため有利といえる。後1フルドライブを返せるデッキは数少ない。サンダーで誤魔化されつつ戦われるとかなり厄介なため注意。
ウルネク 6-4
丁寧にベンチのジラーチとカラマネロを狩り、相手の動きを悪くしていく。ペルシアンにムキムキダンベルを付け、ギラティナで倒せなくするのが大事。
ジラサン 5-5
基本的にサイドの取り合いになる。丁寧にジラーチカルゴを狩り、然るべきタイミングでジャッジマンを打ち込むことで相手の事故を狙う。UB型はウツロイドでデスローグをパクられるので要警戒、ディアンシー♢の管理がとても大切なので本当に必要な時以外には出さないように。
クワガノン 6-4
どちらも1パンし合うデッキだが、GX主体のデッキであれば要求枚数がこちら側が少なく有利といえる。
ルガゾロ 6-4
ゾロアークを1パン出来る分かなりのアドバンテージを取れる。基本的にルガルガンGXを倒す手段がデスローグしか無いため打点計算もしやすい。
フェロマッシ 4-6
最後の1体はサブリメンションで持っていけるが最初の1体を倒す手段に乏しい。ルガンGXが弱点を突かれ、またスタジアムを割る手段も限られているため不利といえる。1体目のフェロマッシを倒す時にジャッジと一緒にロコンとメタモン♢を出す。
海老沢 5-5
序盤に余計なたねポケを出さなければ戦える。出来るだけルガン単騎で突っ張り、最初のフィニッシュコンボが飛んできた後から展開し始める。
レックウザ 4-6
レックウザを倒す手段に乏しくかなり不利。基本的にHP180のGXで殴られると返す手段が少ないです。
サナニンフ 3-7
チャーム特性がぶっ刺さる。ディアンシー込ツメできりさくで130出るためチャームが付いてないサナニンフを2パン圏内に入れつつ、チャーム特性が2枚同時に貼られたらブロアーを叩き込む。
LO 2-8
エネの枚数が限られており高火力も出ないため超不利といえる。ツボツボが入って無いのを願ってペルシアンで殴り続ける。
メルカリ 3-7
総じて打点不足で不利といえる。試合時間も長くまず勝てないので当たらないことを祈る。
リザードン 4-6
リザードンを倒す手段がルガルガンGXしか存在せず、またそのルガルガンは1パンされるため不利。序盤からたねを狩り続けて誤魔化せたらワンチャン見えてくる。
当日のマッチアップ
1戦目 ピカゼク 負け 5-6
いきなり強者くりおさんとの対決。
先攻取るもサポボールが何も無くベンチにポケモン置いただけでエンド。しかしお相手もデデンネ2枚サイド落ちのようでそこまで良い動きは出来てなかった。2T目にディアンシーこだはちデンジャラスクローでゼラオラを狩ってその後デスローグでピカゼクを倒して相手に追加効果無しぼタッグボルトを吐かせたとこまでは良かったが、その後の1枚が取れずに負け。裏のマーシャドーを狩れれば勝ちだったが、ベンチに1エネイワンコとニャースを同時に置けなかった。序盤の展開のためにエネを切り捨ててデデチェンジしたのが仇となった。
2戦目 サナニンフGX 負け 1-6
オープンした瞬間に絶望。ジラーチ型だったためサイドは取れたがハンドがあまり良くなく、唯一あったジャッジマン を打ったら自分が大事故。途中ルガルガンGXで呼ぶポケモンを間違えてなければもう少し粘れた、完全に動揺してました。
3戦目 ロストマーチ 勝ち 6-3
お姉さんでした。後攻とってニャース、ククイペルシアン、4枚マッシでハネッコとワタッコ2枚取り、ムキダンキュウコンで最後のワタッコを倒したところでお相手が止まって勝ち。
ありポケさんでした。最初にレジギガスが見えてお察し。イワンコとメタモン♢が出ていてペルシアンで突っ張ることも出来ずかなり悩ましい展開になったが、相手がレジギガス単騎で帰ってきたのでククイデンジャラスクローを決めれば勝ちの盤面が出来たため狙いに行く、ハイボは引けてデデチェンジしたがルガンとエネに触れず、そのままエネ割られてディアンシー縛られて投了。
本戦はかなり悲しみを背負ってました、そこそこ煮詰めたデッキではあったが序盤勝ってても上にはサナニンフ やフェロマッシが多めに残ってたのでトナメ進出は厳しかったと思います。
次の大型大会は行くかわかりませんが、ちょくちょく記事は更新していこうと思います。リゼポ新章が滞ってるので書きます(戒め)。
それではノ